株式会社ディレクションシーズ

新入社員部署別研修 研修成果物①

こんにちは、細村です。
ディレクションシーズに入社した新卒社員の研修についてのお話 2回目です。

前回、実務研修の内容についてお話ししました。

各課題には提出期限が設定されており、それまでに作業・提出・修正作業・再提出… と段階があります。
次課題の作業開始日も決まっているので、課題の修正がなかなか終わらないと
次の作業と並行して作業することになり、スケジュールもタイトになってきますが、
実務さながらといった内容でもあります。

今回は、3DCGデザイナーの成果物とコメントを見てみましょう。

【3DCGデザイナー】
■Kさん(2年制専門学校卒)

本人コメント:
いつもより作業時間がない中で、自分の思い描く通りのものが表現できた。(特に刃の部分)
当初柄のデザインはシンプルな筒のような形だったが、あまりカッコいい感じに仕上がらなかったので大きく変えた。資料からはかけ離れたが、よりよくなったと思う。
学生時代は無機物を作る機会はあまりなかったが、今回研修で作業してみて『自分にもできるんだ』と意識できた。

学生時代は納得いくまで資料を集めてからモデリングを開始できていたが、社会人は時間的制約があって焦って作業を開始してしまう。日ごろからの観察力を上げていきたい。

研修担当者のコメント:
短剣のモデリングに挑戦しました。得意なZbrushとSubstance3DPainterを活用したモデルで、刃の部分にはSSSを使用する等、細部へのこだわりが感じられます!
ライティングの効果でコントラストが強く出ていて、とても良い作品になっていると思います。

■Yさん(4年制大学卒)

本人コメント:
作業期間は、最初作成した期間+そのあとさらに手を入れた期間で計7~10日ほど。
屋根やサボテンなど小さなパーツはコピー&ペーストで複数設置したが、同じものに見えないよう配置や色味を工夫できたと思う。
パーツの量が多いので、ちゃんと見せたい/見えるところと、あまり目立たないところで作り込みやテクスチャを調整した。

学生時代からの変化としては、作品や作業ごとに求められているものを汲み取ろうとする意識を持つようになった。
引き続き、どんなことに注意して、何を表現すればいいか?を考えながら作業をしていきたい。

研修担当者のコメント:
サボテンのお店をイメージした箱庭のモデルに挑戦しました。入社前は背景モデリングの経験がほとんど無かったにも関わらず、物量の多いモデルを最後まで仕上げることができました!
Substance3DPainterを使用したテクスチャリングワークフローやディスプレイスメントマップなど、研修で学んだ知識を上手く活用しています。

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