採用

2024年入社式・昇格辞令交付式

こんにちは、細村です。
今回は、入社式と4月昇格辞令交付式についてです。

2024年、ディレクションシーズの新卒社員は、
3DCGデザイナー、3DCGアニメーター、コンポジッターに1名ずつ 計3名が入社しました!!

24卒採用も最終面接までオンライン選考だったため、
実際に新卒社員の皆さんにお会いするのは、今日が初めて。

新卒社員のかたも、前日までに駅から会社への道順を調べるなど、
かなり緊張しながらの初日出社となりましたが、
入社式での自己紹介では、緊張しながらもしっかりとできました、と安堵の表情でした。

また、入社式の後は、人事考課で昇級したスタッフの昇格辞令交付式を実施しました。

昨年の同じ時期に昇格したスタッフが、今年も次のステップに進むことになりました!
新卒社員の研修や相談対応や自作業など、頼れる人材としてさらに成長中です。

新卒社員についてはオリエンテーション後からすでに研修を開始していますが、
初めて聞く用語やプロが作成した映像等に圧倒されつつも、一つ一つ理解していこうと
一所懸命に向き合っています。

在籍スタッフの中にも、新卒で入社した出身校の先輩がいますので、様々なつながりを見つけながら、
成長していってほしいですね。

これからも皆さんのご活躍を期待しています!

それではまた!

2024年4月入社 新卒採用終了職種につきまして

掲題の件、2024年4月入社の新卒採用は、コンポジッター職のみ継続しております。

他職種につきましては採用規定人数に達しましたので、
集を締め切りました。

2025年4月入社の詳細・募集開始が決定しましたら、改めてお知らせいたします。
 

以上です。

新入社員部署別研修 感想

新入社員に研修の感想を聞いたところ、全員が口をそろえて言うのは……

・いくらでも完成期日を伸ばせるわけではなく、各作業段階、作業自体を
 間に合うように終わらせるのが大変だった
・設定された期限に間に合わなくても、翌週は新しい課題が追加される
・OKをもらえるクオリティラインが高く、最悪課題をスルーすればよかった学生が
 いかに甘かったか実感した
・自分だけで終わる作業ではないので、前後の作業のことを考えるようになった
・ちょっとした疑問を確認せず、なんとなくわかったつもりで作業を始めると、
 のちのち大きな修正になる
 ためらわず、わからないことは必ず解消するべきだと思った

納得がいくまで時間をかけてよかった学生のころと違い、
プロのクリエイターは締め切りまでに最高のクオリティと表現を完成させるもの。 
疑問は都度解消し、ミスは初期のうちに修正する というのが、
学生→社会人の最初の気づきだったようです。

9月に入った今、各スタッフは日々案件作業に取り組み、着々と成長を続けています。

1年後までの目標については、それぞれこんな回答がありました。

・正確、丁寧、きめ細やかさを意識したまま、作業のペースを上げる
 将来的には、自分で台の演出を作って、実際にホールで打ってみたい
・作業を完結できるスキルと知識を持っている状態になるよう、仕事を覚える
・スケジュール・作業がたまりがちなので、FB含め提出期限に間に合うよう
 スピードとスキル・クオリティをあげる。FB自体も減らす
・期限までに、ミスなく提出レベルをクリアした作成物を上げられるようになる
 胸を張って【モデラー】と言える、一通りの作業ができるクリエイターになる

1年後、次の代が入ってくる頃に改めて振り返りたいと思います。

新入社員部署別研修 研修成果物②

こんにちは、細村です。
ディレクションシーズに入社した新卒社員の研修についてのお話 3回目です。

ここでは、3DCGアニメーター、コンポジッターの成果物を見てみましょう。

【3DCGアニメーター】
■Fさん(3年制専門学校卒)

本人コメント:
重いものを持っているときの表現、振り下ろした際のクッションの動きがうまく作れたと思う。
今後は、リテイクの回数を減らしてスムーズにアニメーションを作れるよう、スキルや知識を磨いていきたい。

研修担当者のコメント:
某アクションゲームのリファレンスをしっかり集めた上で作業にあたっており、
細かなパーツの動きにまでこだわりを持って完成させることが出来ました。

■Tさん(2年制専門学校卒)

本人コメント:
・倒れた際の振動など、細かい部分にこだわって作成できた。
・ポーズや体の流れなど滑らかに修正できた。

頭の中で組み立てたカッコいいと思う動きを作ろうとするけど、印象に残っている他作品の動きはやっぱりカッコいいから『こんな風にしたい』と思うもので、結果、難しい動きを浮かべてしまうため、なかなか思い通りの動きにならず苦労することになった。カメラレイアウトや見せ方の知識をさらに磨いていきたい。

研修担当者のコメント:
設定した仕様尺40fの中で、複雑な動きとポーズを作成し、脱力感の効いた
死亡モーションに仕上げることが出来ました。

【コンポジッター】
■Tさん(4年制大学卒)

本人コメント:
・初回研修時に苦戦した、軌跡エフェクトの動き調整の修正を、早い段階で終わらせることができた。
・particularを使えるようになった。
・虹パターンの色味を評価いただいた。


エフェクト作成は楽しい。作業指示を頭の中で組み立てて、
ある程度の流れを想像してから実作業を始めている。
最近の作業でも、表面のテカリや色の表現など工夫できることが多い。

研修担当者コメント:
社内の資料をもとに、色使い、テンポ感を意識して作成いただきました。
アニメーションに苦労をしていた様子ですが、微調整を繰り返して自然な動きが
作成できるようになっていると思います。
エフェクトの色味を綺麗に作る事が出来ていると思います。

新入社員部署別研修 研修成果物①

こんにちは、細村です。
ディレクションシーズに入社した新卒社員の研修についてのお話 2回目です。

前回、実務研修の内容についてお話ししました。

各課題には提出期限が設定されており、それまでに作業・提出・修正作業・再提出… と段階があります。
次課題の作業開始日も決まっているので、課題の修正がなかなか終わらないと
次の作業と並行して作業することになり、スケジュールもタイトになってきますが、
実務さながらといった内容でもあります。

今回は、3DCGデザイナーの成果物とコメントを見てみましょう。

【3DCGデザイナー】
■Kさん(2年制専門学校卒)

本人コメント:
いつもより作業時間がない中で、自分の思い描く通りのものが表現できた。(特に刃の部分)
当初柄のデザインはシンプルな筒のような形だったが、あまりカッコいい感じに仕上がらなかったので大きく変えた。資料からはかけ離れたが、よりよくなったと思う。
学生時代は無機物を作る機会はあまりなかったが、今回研修で作業してみて『自分にもできるんだ』と意識できた。

学生時代は納得いくまで資料を集めてからモデリングを開始できていたが、社会人は時間的制約があって焦って作業を開始してしまう。日ごろからの観察力を上げていきたい。

研修担当者のコメント:
短剣のモデリングに挑戦しました。得意なZbrushとSubstance3DPainterを活用したモデルで、刃の部分にはSSSを使用する等、細部へのこだわりが感じられます!
ライティングの効果でコントラストが強く出ていて、とても良い作品になっていると思います。

■Yさん(4年制大学卒)

本人コメント:
作業期間は、最初作成した期間+そのあとさらに手を入れた期間で計7~10日ほど。
屋根やサボテンなど小さなパーツはコピー&ペーストで複数設置したが、同じものに見えないよう配置や色味を工夫できたと思う。
パーツの量が多いので、ちゃんと見せたい/見えるところと、あまり目立たないところで作り込みやテクスチャを調整した。

学生時代からの変化としては、作品や作業ごとに求められているものを汲み取ろうとする意識を持つようになった。
引き続き、どんなことに注意して、何を表現すればいいか?を考えながら作業をしていきたい。

研修担当者のコメント:
サボテンのお店をイメージした箱庭のモデルに挑戦しました。入社前は背景モデリングの経験がほとんど無かったにも関わらず、物量の多いモデルを最後まで仕上げることができました!
Substance3DPainterを使用したテクスチャリングワークフローやディスプレイスメントマップなど、研修で学んだ知識を上手く活用しています。