応募作品

こんにちは。山口です。

今日は「応募作品」についてのお話です。

少し前に書類選考についてお伝えしましたが
作品について新卒者向けに掘り下げます。

■プランナー
企画書、オリジナル企画書必須。その他。
パチンコ、パチスロ企画書ならば尚可。

パチンコ、パチスロ、ゲーム(コンシューマー、
モバイルなど)などの企画書となります。

パチンコであれば、オリジナルキャラで、や
この版権を使ったこういうリーチで、などの
企画書。

もしくは、こういうスペックで、や
こんな新しいシステムで、などの企画書。

ゲームも同じです。

こういったパチンコ、ゲームが作りたいと伝われば
内容、フォーマットに指定はありません。

アニメ、CG制作会社の制作進行、ディレクターとの
違いは、関係者の間を取り持つ以外に、こんな
アイデアで、などといった具体的な案出しが
求められることです。

字コンテ、ラフ絵コンテが描けるとポイント
上がりますね。アニメ、漫画、映画などに精通して
映像の引き出しがたくさんあると望ましいです。

■2Dデザイナー
デザイン作成スキルが判断できる静止画作品
デッサン作品必須

パチンコ、パチスロに使用される2Dグラフィックは
タイポグラフィーという言葉がイメージしやすいと
思います。「大当り」などのテキストデザインが
それにあたります。

以外に、キャラのセリフが入るウィンドウの
デザインなどゲームのメニューデザイン的な
ものも作ります。

2Dグラフィックデザインであればどんな作品でも
問題ありません。

ベストは、キャラ、BG、タイポグラフィーなど
幅広いデザインで構成されている作品です。

版権によってテイストが違うので、このジャンル
しか書けないというようなタイプの方には向いて
いないかもですね。

DSで一番画力が必要な職種かも知れませんので
絵を描くのが大好きでなければ絶対に務まらない
お仕事です。

■3Dモデラー
3Dモデル(キャラクター、BGなど)レンダリング画像
デッサン作品必須、動画でモデルが確認できる作品尚可

まず、静物デッサンの出来をチェックします。

ジャンルもメカだけ、ゴシックだけ、クリーチャーだけ
キャラだけ、BGだけ、と偏り過ぎは避けて欲しいですね。

理由は2Dデザイナー同様です。
ただ、質的に強みとして突き抜けていれば
全く問題ありませんよ!

デッサン、モデル以外にオリジナルのデザイン作品が
あるとポイント上がりますね。

3Dツールの違いは気にせずに。
入社後にお教えします。

■3Dアニメーター
アニメーション作成スキルが判断できる動画作品
デッサン作品必須、絵コンテ尚可

キャラクターモーションが必須です。

DSの場合、モデルは簡易的なもので構いませんよ。
友達から借りたものでも、骨人間やマッチ人間でも。

ただ、ゲームモーションではないのでカメラが
付いてる方が良いですね。

あるようでしたら、絵コンテも同封してくださいね。

上半身だけより、全身、単体よりは組手などの複合
モーションが望ましいです。

あと、AEで合成して、簡単なエフェクトを入れて
雰囲気出したりしても良いかもですね。

また、アニメ系専門学校のアニメーター科の学生さんは
手描きの絵コンテ、原画、動画でも問題ないですよ。

3Dツールは入社後にお教えします。

■コンポジッター
アニメーション作成スキルが判断できる動画作品
デッサン作品必須

学生の方は、AE基本操作とアニメーション
スキルを計れる作品が必要となります。

アニメーションは、タイトル、ロゴアニメーシ
ョンなどモーショングラフィックス系の作品が
イメージし易いですね。

エフェクトが得意であれば、エフェクト作品を
見せてください。

色合いやレイアウトなど絵心があったりすると
尚可で更に絵が描けるとポイント上がりますね。

AEを触ったことがあるけど、動画作品がない人は
まず、静止画作品を見せてください。
その後、自宅、学校などに環境があれば、指定の
課題をお出しすることも可能です。

環境がなくても、デッサン、デザイン作品のみで
ポテンシャル重視の選考をさせてもらうことも
ケースによりますが、可能です。

■プログラマー
プログラム作品、ソースコード必須

C、C++、オブジェクト指向の理解、コードの
可読性やバグ対策、チームでのプログラミングを
考慮しているか、などです。

オブジェクト指向に基づく開発を行っているので
それらの理解度が高いとポイント上がります。

一般的に、液晶ソフトのプログラムは映像が
絡んでいるので、ゲームに近いと表現される
こともありますが、業務内容は家電、自動車
携帯などの組み込み系に近いといえます。

参考になりましたでしょうか。

■その他
センスとスキルをアピールできる、ポートフォリオ
(作品集)の作り方(Part 1)
http://www.cgarts.or.jp/report/rep_2011/sp_rep/rep0928.html

こちらも参考までに。

今日はここまでです。

それでは!