3Dアニメーター

こんにちは。山口です。

今日は「3Dアニメーター」についてのお話です。
現在、DSでは3Dアニメーターを募集しています。
新卒、キャリア合わせて若干名の採用を予定しています。

3Dアニメーターのお仕事詳細はこちら。
http://www.d-seeds.com/recruit/work_anm.html

DSの3DアニメーションはMax、キャラスタの手付けで
行っています。

近年、国内ではモーションキャプチャが主流となって
きており、手付けを特徴とする会社が減ってきている
ように感じられます。

3Dアニメーター(モーションデザイナー)は育成に
とても時間がかかる上、そもそも目指す人数が少なく
需要に対して、安定した品質での供給が簡単には
いかないということがいえます。

モーキャプであれば、最新設備が揃ったスタジオと
優秀なアクターさんによって短期間で質・量ともに
一定品質のものが供給可能となります。

キャプチャデータはMB、Max、Mayaなどの各種3Dソフトに
FBXでコンバートされて、各種調整や外連味の付加などを
行うといった流れとなっています。

設備の品質が著しく向上しており、精度の高い
シーン作成が可能となるようです。

一般的に、モーキャプは日常演技向きで、一方手付けは
キン肉バスターなどアクターさんが簡単に表現できない
アクロバティックなシーンに向いているといわれます。

今後、設備の品質が上がっていけば、表現できない
ことはますます減っていくのではないでしょうか。

特にフェイシャル表現など、手付けだととても手間の
かかるものは、今後、モーキャプに分があるように
思えます。

他方、開発者に目を向けると、モーキャプデータの
調整、編集より、手付けの方が、格好良い、凄い、
やり甲斐があるなどの意見が多く聞かれます。

これは、国内外を問わない見解のようですね。
ピクサーは全て手付けでやっていることも少しは
影響しているのでしょうか。

とはいえ、開発ボリュームが増えている中、制作
協力先との提携やモーキャプと組み合わせた形で
開発を進めていくことが必要となるでしょう。

DSの3Dアニメーションは、デフォルメ系のキャラを
アクロバティックにグリグリ動かすことを得意と
しているので、今後も基本は手付けです。

ですから、DSは3Dアニメーターの採用、育成は
死活問題なので本気で取り組んでいます。

DSの手付けアニメーションはクオリティにとことん
こだわっていますから、手付けアニメーターを
目指す人には最高の環境ですよ!

今日はここまでです。

それでは!