DSクオリティ

こんにちは。山口です。

今日は「DSクオリティ」についてのお話です。

7月のホームページリニューアルにあたってDSクオリティと
いうコンテンツを用意したのですが、プロジェクト繁忙の
影響で新しいサンプルを用意することができず、2005年に
作成した古いサンプルをアップしています。

このサンプルは、創業時にDSの表現力と技術力を理解して
もらえるように作成した営業用のサンプルです。

元々はコンシューマーゲーム出身のため、パチンコ、パチ
スロの開発実績がなく、3Dモデル、アニメーションを全面に
打ち出した作品となっています。

当時は、図柄の動きなどパチンコ的な部分は適当な作りで
メーカーの開発の方には突っ込まれたりもしましたね。

古い作品なので、モデル、アニメーション、エフェクト全てが
現在に比べるとチープに見えますが、それでもDSのテイストが
ふんだんに詰まった思い出深い作品なので参考程度に
楽しんでご覧いただければと思います。

この作品を持って、遊技機メーカー各社に営業を行い
幸運なことにお仕事に繋がり、現在に至っています。

当時のパチンコ、パチスロは2D表現がメインで、3Dは
まさにこれからといった状況だったのでゲーム開発で
培った技術力がきっかけとなりました。

とはいっても、リアルタイムからプリレンダーへの移行は
そう簡単ではなく、CGプロダクションが本格的に参入した
時は、CGに圧倒的なクオリティの差があり、このままでは
まずいと、スタッフの血の滲むような取り組みでやっと
手に入れたものです。

結果、それが会社の強みとなっていることに気づいたのは
ここ最近のことで、為せば成る、といった感じです。

新しいサンプルの作成など、近い将来に何がしかの形で
今のDSを知ってもらえる素材を必ず用意しますね。

今日はここまでです。

それでは!